①自分で食事がコントロールできないと感じる、②単に食べ過ぎるだけではなく、その代わりに痩せるために普通に考えても過剰なことをする(過活動、下剤を使う、吐く等)、③食事や体型のことでうつなど、気分が大きく変動する、などが過食症の目安になります。摂食障害情報ポータルサイトの「摂食障害はどんな病気?」も参考にしてください。(下記リンク参照)
摂食障害はどんな病気? | 摂食障害について | 摂食障害情報 ポータルサイト(一般の方)
過食の定義を要約すると、「①一定の時間内に普通の人達よりも明らかに多い量を食べてしまい」、なおかつ「②その間は自分で食べることを制御できないこと」となります。食べ過ぎか否かは主観よりも、世間一般と比較して食べ過ぎかどうかが判断の助けになります。一方、食べることが制御できないという感覚は主観的なもので、本人が苦痛を感じていることがポイントとなります。前者は誰かに相談しないと判断が難しいかもしれませんし、後者はそれだけで病院に相談する十分な理由になると思います。過食が繰り返されると体重が極端に増えたり、あるいは増えないように食後に食べたものを吐いたり、下剤を乱用したり、絶食や過剰な運動をしたりと身体面や行動面に問題が生じます。また、食事や体型のことに囚われて精神的に不安定になることも多く、問題を感じれば早めに病院に受診することをお勧めします。
