大学進学、大きな環境の変化にどう対応した?
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大学進学、大きな環境の変化にどう対応した?

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高校から大学への進学を予定しています。一人暮らしも始まるし、時間の使い方が比較的自由になるということで、環境の変化がとても大きいのではないかと不安に感じています。皆さんは環境の変化にどう対応しましたか?

ピアサポーターのすんです。「環境の変化」はとても大きな問題ですよね。私は一人暮らしで過食が酷い時期に、週に数日、実家に通って「一日三食摂る」のを手伝ってもらっていました。また、時間の自由度については、私は大学の図書館で作業する時間を決めてルーチン化していました。一人暮らしにせよ時間の自由度にせよ、「全部環境を変える」のではなく「徐々に慣れる」形を作る方法が何かしらあるかもしれないと思いました。

ピアサポーターのかーこです。初めての一人暮らし、症状がひどくならないか、不安でいっぱいでした。一方で私は、食事量の比較対象である家族がいなかったのことや、これまで縛られていた食事中のこだわり・ルーティーンを一度リセットすることができました。「自分の好きな量を好きなだけ食べてみる」ことをやってみたり、友人と深夜のラーメンを食べても次の日に自分で調整したり(実家だと食べないと家族に嫌な思いをさせるという罪悪感がありましたが、)、少しずつ前とは違う食事の仕方をやってみるきっかけになったのかもと思いました。

ピアサポーターのなつきです。環境の変化不安ですよね。私は相談できる相手や環境をできるだけ整えてき、とりあえずやってみるというようにしてきました。あとは自分の安心できそうな形を決めておくのもやりました。大学時代は特に、お昼の過ごし方に困ったのですが、誰とどこでどのように過ごすか予め予定していました。その場で決めると感情の波にのまれやすかったり、色々考えすぎて決められなかったりすることが多いので有効でした。

ピアサポーターのさゆりです。環境が変わることによる影響について不安ですよね。私の場合、小5以降、中学は摂食障害の影響もあってほとんど学校に行けず、高校は通信制で、多くの時間を実家で過ごしていました。一方で、多くの同年代の人と同じような生活や経験をしたいと思っていました。私の場合ですが、大学へ行くことがその方法であり、勉強している時は不安より進学することが重要でした。いざ、一人暮らしとなり両親と別れる時に大きな不安に襲われました。ですが、今振り返ると、私にとって、進学や就職、結婚など環境の変化で生活が変わったり、新たな人との交流によって症状が改善していくきっかけになっていました(ショック療法…?)。人によって違うので一概には言えませんが、もし、大学に行きたいという気持ちがあるのでしたら、挑戦してみてはいかがでしょうか。